
„ブラームスがペルチャッハで作曲したバイオリンソナタ第1番を情感豊かに演奏。 "
国際ブラームスコンクール第1位受賞
(共同通信)
パーヴェル・ギリロフより「貴女の音楽は身体に染み渡る」と称賛された、英国育ちのウィーン在住日本人ピアニスト。
2014年ウィーンフィルハーモニー管弦楽団前コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏に招かれ、キュッヒル弦楽四重奏団と共演。第23回ブラームス国際コンクール(2016年)室内楽部門第1位および特別賞、Musica Juventutis賞(2020年)等を受賞。NHK、TV-Asahi、共同通信、オーストリア国営ラジオ放送局Ö1などで紹介される。これまでウィーン楽友協会大ホール及びガラス・ホール、ウィーンコンツェルトハウス、エロイカ・ザール、ポディウム音楽祭(オーストリア)、シュナーベル音楽祭、オポーレ・フィルハーモニー大ホール(ポーランド)、エミリア・ロマーニャ音楽祭(イタリア)、テジョン室内楽音楽祭(韓国)、スイス、ブルガリアなどに招かれ演奏。
東京財団ヤングリーダー奨学基金プログラムの支援を受ける他、ドイツVilla Musica財団のアカデミー生として定期的にドイツ各地の演奏会に出演する。これまでにライナー・キュッヒル、ダニエル・フロシャウアー、ドミトロ・ウドヴィチェンコ、ハインリヒ・コル、イネオやカオス弦楽四重奏団などと共演。再演を重ねるボリス・ガルリツキーには「ここまで安心して共演できるピアニストは稀だ」と信頼を得る。
2024年「TRIO RESONANTIA 」結成。ヨハネス・マイッスルの師事を受け、ドイツ、イタリア、スペインやオーストリアで演奏を重ねる。2025年5月にECMA(欧州室内楽アカデミー)へゲストアンサンブルとして招かれる。
3歳よりピアノを学び、10歳で渡英。ロンドンのパーセル音楽院にて英国政府から奨学金を受け、ベンジャミン・カプラン、ロシャン・マガブに学ぶ。在学中にウィグモア・ホールで演奏し、2009年同学院卒業後ウィーンに拠点を移す。ウィーン国立音楽大学演奏学科ではミヒャエル・クリストに、ピアノ室内楽科ではアヴェディス・クユムジャンの下で研鑽を積み、2020年同大学院修士課程を審査員満場一致の最優秀成績で修了。